富士登山
ブログ | 2009年10月07日
行ってきました富士登山に
当社バンビツアーで『一生に一度は富士登山』というコースがあるんですが、
それに整備センターから4人で参加してきました
簡単にスケジュールをまず・・・
8月29日(土) 7:00 浜松出発
13:30 富士山五合目出発
18:30 富士山八合目山小屋到着
夕食&仮眠
23:45 富士山八合目出発
8月30日(日) 5:10 富士山山頂到着
6:30 下山開始
10:30 富士山五合目到着
途中入浴・食事
19:00 浜松到着
富士登山は今回が生まれて初めて
それなのに、事前の体力づくりはなにもせず・・・
五合目に到着してまず驚かされたのは、人の数
日本全国から、そして海外からの大勢の人たちでいっぱい
さすが、この日は富士登山できる今年夏最後の休日だったからですね
私たちのツアーは総勢32名 老若男女さまざまです
いざ出発 山岳ガイドさんの後に付いて歩いていきます
最初は余裕歩くペースもゆっくりで、普通のお散歩のようなかんじでした
ところが七合目と八合目に近づくにつれてどんどん道は険しくなり
酸素も薄くゼェゼェハァハァ無言・・・無言で登り続けるのみでした
八合目の山小屋に着いた頃にはもう疲れ果て、
夕食も喉を通らず、疲れているはずなのに眠れない
高山病リタイヤの危機です
それでも横になってたら何とか体力が回復し、リタイヤの危機は免れました
そしてここからが本番
頂上でのご来光目指して、暗い中八合目を出発
足元を照らすヘッドライトの明かりが、ずーっと上まで見えます
なんだか幻想的でした
標高3000mの夜は寒く、酸素もさらに薄いことが息苦しさから分かります
吸っても吸っても苦しい・・・
途中ゴロゴロ横たわる岩をよじ登りながら、数メートル進んでは休み
また数メートル進んでは休み
ほどなくして徐々に徐々に太陽が上がってきました
雲の間から溢れんばかりのご来光
日本一の富士山山頂で見るご来光は格別
やっぱり感無量ですね
諦めずに登ってきてよかったって思いました
あったかい紅茶を飲んで、金剛杖に頂上の焼印を押してもらいました満足満足
達成感に浸って、さぁあとは下るだけだと安心しきって下り始めました
が、これが地獄でした
砂ほこりが激しく、足を取られて滑ってしまうことが何度も
日差しもキツく体力は奪われる一方
大きな達成感の後の地獄は最悪でした
ともあれ富士登山初挑戦で登頂できたのは、本当に幸運でした
山岳ガイドさんいわく、こんなに天気に恵まれることはそうそうないようです
嬉しいことに、私たちのツアーからは一人もリタイア者が出ず、
小学生の子から70歳代の方まで32名全員が登頂を果たしました
でも・・・もう二度と登りたくありません
ツアー名通り「一生に一度の富士登山」になりました